汚さないで
立ち入らないで
そんな色で
踏み込まれるならば
いっそ 干からび
朽ちるまで

乾いたわたしを
潤してくれるのは
あなたなんかじゃ、ない。
零れるほどの豊かな色で
染め上げて欲しいと願うのは
あなたなんかじゃ。





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