酸素不足
緩やかに
緩やかに
酸素が不足
息が上手に出来ないの
喘ぐのにもそろそろ疲れたから
キスで塞いで終わらせて
夜の内に
奥まで入って
知らないふりで
迷ってもいいよ
言葉はきらい
リズムをちょうだい
夜の底のもっと奥まで
欲しいのはリズム
あなたのそのリズム
耳を当てた
そのすべやかな胸から
真っ赤な糸を手繰り寄せる
内緒でゆわいて
くず折れたなら
輪郭がまた踊り出す
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