カッコウの巣
泡のような毎日を
拾いあつめていた
嘘の色
耳から痛む
あなたには
ほんのちいさな嘘
だったのかもしれない
けれど私は
セカイを秤にかけたその約束だけを
信じてきたの
カッコウの巣の中で
小指を数えて
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