jelly fish
はしゃぐ泡の歌を聴きながら こぼれるヒカリに踊ってた
降り注ぐ星屑は散り溶けて どんな祈りも届く気がした
たゆたう音に耳を澄ませば
重なるヒカリに心は焼けて
滲むような夢が溢れ出して 骨の中で踊りだす
この脚は踊り続ける
たとえ泡と消えても
まぶしい猫の目は欠けて 闇が背中を舐めていく
腕を這わせた水面には 泪色の歌がただ優しく
重なる祈りは溢れ出して 胸の中を焼き尽くす
最後の夢から醒める時
たとえ泡と消えても
こぼれた声は絡まり 導くように舞い上がる
祈りが月まで届く頃
水の色の星がひとつ
甘い夢は尾を引いて
夜の眠りに手折られて
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