【 ito 】
もしもね 幸せの赤い絃があるなら
小指に結ぶだけじゃもう足りないの
唇に食んで這う私を あなたは指に絡ませて手繰ってみせて
そうじゃなきゃ 絡まってしまうから この絃に
この身体を這う 幾重もの命の絃が 今も刻んでいる
甘く拙いその手繰りが 今 私を紡いでる
優しい繭を紡いで 甘い胸の高鳴りを
抱えて まあるく 目を閉じる
早く見つけて 手繰って ねえ
ここまで触れて
羽根が目覚める その前に
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ポイント
ナンバーズには裏がある。
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