EYE




届かない空を区切る幾重もの黒い絃
泣きはらしたような茜色を 鳥が渡っていく
泣きつかれた空は手を振り見送るよ 虹を架けて
ほら もうすぐ星屑が囁き始める
獣の様な 優しい黄金色の目が 今日もまた 開くだろう










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